フィリピンで14人の外国人がコロナウイルスに感染している可能性で調査

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フィリピンの保健省は、中国の武漢の市場で発生して世界的に拡散している新型のコロナウイルスに、14人の外国人が感染している可能性があるとして調査中であることを、現地メディアからの取材に対して明らかにした。

メディアからの取材にたいして保健長官は、これらの外国人の国籍は中国・ドイツ・アメリカ・ブラジルであり、これらの外国人は中国の武漢に最近訪問していていたと明らかにしていた。また、コロナウイルスの検査に関しては、フィリピンの熱帯医学研究所で行うだけではなく、オーストラリアの研究機関にも協力を要請していることを明らかにした。一方でマニラ保健局からは、新規のコロナウイルス発症が確定された事例は、まだ現時点ではない旨を明らかにする声明を発表している。そのため、コロナウイルスへの恐怖により、誤った情報を広めないようにフィリピン国民などへ呼び掛けている。

フィリピン政府では、新型コロナウイルスへの感染を抑止する対策として、中国人観光客を政府が用意したチャーター便で中国に送還する計画を明らかにして着手しているが、フィリピン国民の多数からは概ね支持を得ている。

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