日本・フィリピン防衛相会談、関係深化へ

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画像提供:防衛省
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日本の防衛省・自衛隊は、フィリピン共和国のデルフィン・N・ロレンザーナ国防大臣が日本の防衛省に訪問することに伴い、日比防衛相会談を4月17日に開催することを発表した。

近年の日本政府では、急変する東シナ海・南シナ海の情勢を念頭におき、防衛装備の海外移転に関して武器輸出三原則等に代わる新たな原則である「防衛装備移転三原則」を踏まえて、アジア各地との軍事交流と側面からの支援を実施している。フィリピン政府との間では、フィリピン政府側からの要請を受けて、海上自衛隊練習機TC-90の引渡しや陸上自衛隊多用途ヘリコプターUH-1Hの部品等を無償譲渡していた。

昨年の6月にも日比防衛相会談は開催されており、その際には北朝鮮・南シナ海問題などを協議するとともに、共同訓練や装備技術協力等の幅広い分野で両国の防衛協力を推進することで合意していた。今回開催される日比防衛相会談でも、両国間のさらなる防衛交流を深化させるための協議が行われる見込みである。

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