このページの所要時間: 約 0分59秒
陸上自衛隊は、山崎陸上幕僚長がフィリピンとパプアニューギニア独立国に訪問し、両国との交流を強化していくことで合意したことを発表した。
フィリピンへの公式訪問は3月4日から6日にかけて実施された。この公式訪問は、フィリピン陸軍司令官アルベルト中将の公式招待を受けたために実施されたものである。訪問した陸上幕僚長は、フィリピンの司令官・国防次官・軍参謀総長・海兵隊司令官等と懇談を実施した。これらの懇談では、陸上自衛隊とフィリピン陸軍とフィリピン海兵隊との防衛協力・交流を更に強化していくことで一致した。
パプアニューギニアへの訪問は、7日に実施された。山崎陸上幕僚長による訪問は、陸上幕僚長として初めてのパプアニューギニア訪問となる。現地ではパプアニューギニア国防軍司令官トロポ少将と懇談を実施し、APEC2018で活躍した軍楽隊の育成に関する陸上自衛隊の能力構築支援に対して感謝の意を表せられるとともに、今後も防衛協力・交流を発展させていくことで一致した。また、山崎陸上幕僚長はトロポ国防軍司令官と共に軍楽隊の演奏を鑑賞し、軍楽隊演奏終了後には山崎陸幕長が軍楽隊将兵を激励した。