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独立行政法人の国際協力機構(JICA)は、日本の技術を活用してフィリピンにたいして実施する鉄道延伸事業と河川改修事業の2事業において、総額約2千億円の円借款貸付を実施する事を発表した。
鉄道延伸事業である『南北通勤鉄道延伸事業(第一期)』は、2015年11月に円借款貸付契約を調印した南北通勤鉄道(マロロスーツツバン)を、南方はラグナ州カランバまで、北方はパンパンガ州クラーク国際空港までそれぞれ延伸するものである。この事業を実施する事により、マニラ首都圏及び近郊における都市交通の連結性強化や輸送機能の拡充を図り、マニラ首都圏の経済圏の拡大、交通渋滞の緩和、投資環境の改善、大気汚染や気候変動の影響の緩和に貢献することを目的としてる。なお、この事業はアジア開発銀行(ADB)との協調融資により実施されるものである。また、この事業では整備される車両と鉄道システムには日本の高度な技術が活用される予定である。事業の完成予定時期は、2025年9月となる。
河川改修事業である『パッシグ・マリキナ川河川改修事業(フェーズIV)』は、マニラ首都圏でパッシグ・マリキナ川の河川改修と可動堰等の建設と洪水に対する非構造物対策を実施することにより、マニラ首都圏中心部の洪水被害の軽減を図り、同地域の脆弱性の克服及び生活・生産基盤の安定に寄与するものである。なお、この事業における護岸整備には、日本の高度な技術であるハット型鋼矢板+H型鋼工法・ウォータージェット併用バイブロハンマ工法等が活用される予定である。事業の完成予定は2025年12月となる。
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