国際協力銀がフィリピンで自動車部品プラスチックを製造する企業を支援

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日本の政策金融機関である株式会社国際協力銀行(JBIC)は、フィリピンで自動車部品用プラスチック射出成形品の製造・販売事業を手掛ける有限会社ミジェックを支援するため、岡崎信用金庫と協調融資を実施する事を発表した。

愛知県に本社を構える中小企業のミジェックは、主に自動車向けワイヤーハーネスに利用されるプラスチック成形部品の製造・販売を行っている。このミジェックでは、アジア諸国の経済成長等を背景として、自動車部品等の生産拠点としての役割の拡大が期待されるフィリピンに平成25年に現地法人「MJA MOLD PHILS. INC.( MJAM)」を設立している。

ミジェックでは、フィリピンのMJAMを通じた事業拡大を企図しているため、JBICは日本の産業の国際競争力の維持・向上を支援する活動の一環として、融資を実施する事を決定した。JBIC単体では2800万円を限度とする貸付契約となり、岡崎信用金庫との協調融資の総額では4000万円となる。融資される金額は、MJAMの製造設備の増強等に充てられる。

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