フィリピン・マギンダナオ州の小中学校の整備支援が完了

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画像提供:在フィリピン日本大使館
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在フィリピン日本大使館は、フィリピンのマギンダナオ州コタバト市で日本政府が実施していた小中学校の整備支援が完了した事に伴い、引き渡し式典を開催した事を発表した。

フィリピンのマギンダナオ州コタバト市にあるアル・アザイレ小中学校では、生徒数が増加した事により教室が過密状態となっていたために、十分な教室の確保が出来ていない状況となっていた。この学校の自己資金により仮設教室を建設していたものの、非常に簡素な作りで屋根が崩落する危険性があったうえに、雨季には雨水が屋内に浸入するなどの状況となっており、生徒たちに適切な学習環境を提供出来ていなかった。そのため日本政府は、フィリピン政府との友好関係を鑑み、この学校の整備を支援する事を決定していた。

この支援は、「マギンダナオ州コタバト市アル・アザイレ小中学校における教室整備計画」として、草の根・人間の安全保障無償資金協力事業により2016年に1,100万円を供与する形で実施されていた。引渡式には、在日本フィリピン大使館より書記官、被供与団体であるアル・アマナ人道・開発サービス、バンサモロ開発庁とアル・アザイレ小中学校関係者が出席した。今回の支援が完了した事により、約1200人のアル・アザイレ小中学校の生徒たちに対して、安全で快適な学習環境が提供される事となった。

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