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自衛隊の海上幕僚監部は、フィリピン共和国の海軍司令官が4月4日から6日の日程で来日している事を発表した。
今回の来日は、海上幕僚長の公式招待によるものとなる。来日するのは、フィリピン共和国海軍司令官のロバート・A・エンペドラッド海軍少将と随行員3人となる。海軍少将は4日に来日し、防衛省に訪問し、献花・栄誉礼・特別儀じょう・表敬等を行い、5日に防衛大学校に訪問し、入校式参列・学校長表敬等を行い、防衛省に訪問し小野寺防衛大臣や統幕長に表敬し、6日に離日するスケジュールとなっている。なお、フィリピン共和国海軍司令官の来日は、今回で7回目となる。
日本政府では、フィリピン政府が南シナ海問題で中国政府と争っている事を念頭におき、フィリピン政府との間における防衛協力・交流を深化させている。直近の支援活動としては、フィリピンの海上保安力を向上させるため海上自衛隊練習機TC-90型航空機を供与したうえで、フィリピン操縦士への教育支援も実施している。