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国際連合人権理事会は、フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領が進める違法薬物対策を強く批判する見解を発表した。一方で中国政府は、ドゥテルテ大統領の対策を支持する見解を発表した。
中国外務省で11日に実施された定例記者会見の際に、記者から「国際連合人権理事会では、フィリピンの薬物対策を批判する見解を発表しています。この件に関する中国政府の見解を教えて頂けますでしょうか?」との質問が行われた。
この質問に対して外務省の報道官は「国際連合人権理事会で実施された会合では、中国・ロシア・キューバ・ベネズエラなどの国は、社会と経済を発展させようとするフィリピンの取り組みを評価していました。国連人権理事会の定期会合は国連にとって重要なものであると認識しています。この会合を通じて、様々な関係者が対話と協力を通じて、様々な問題を解決していく事を願っています。」と述べた。
その後に中国政府の見解として「薬物対策は全ての人々にとっての共通の敵であります。中国政府は、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領が進める違法薬物対策をサポートしていきます。私達は、国際社会がフィリピンの主権を尊重したうえで、薬物対策への協力を行うことでの支援を進めていくことを願っています。」との旨の見解を示している。
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