中国・韓国はASEAN+3緊急米備蓄でミャンマーに米支援、日本のみ米支援できず

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画像提供:農林水産省
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日本政府は、ASEAN10カ国と日本・中国・韓国での米の備蓄制度に参加しているが、ミャンマーで発生した地震への支援として、ASEAN以外の先進国である中国と韓国は米支援を実施したが、日本のみが米支援を実施していないことが明らかになった。

日本政府の農林水産省は、東アジア地域(ASEAN10カ国、日本、中国、韓国)における食料安全保障の強化と貧困の撲滅を目的として、大規模災害等の緊急事態に備えるための米の備蓄制度ASEAN+3緊急米備蓄(APTERR)に参加している。

今回は、ミャンマーのネピドーとマンダレーで発生したマグニチュード7.7の壊滅的な地震の被災者を支援するため、このAPTERRの枠組みの中で、中国と韓国はそれぞれミャンマーに米の支援を実施することとなった。

中国は、6月10日と11日に、APTERR Tier 3に基づいて寄付した合計500トンの米をミャンマーに引き渡した。この支援により、最も被害の大きかったネピドーとマンダレーの2つの地域に、それぞれ250トンの米支援が提供される。

韓国は、6月10日と11日に、APTERR Tier 3に基づく米3,000トンを引き渡すとともに、引渡式に参加した。韓国から提供される3,000トンの米は、既にヤンゴンのDOA倉庫に備蓄されており、迅速に配布された。米が配布される先は、ネピドー1,360トン、マンダレー1,325トン、ザガイン140トン、シャン175トンとなる。

ミャンマーのネピドー評議会の議長は、被災者への寛大な支援に対し、中国と韓国からの支援に対して、心からの感謝の意を表した。

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