河野外相は、ミャンマーのラカイン州に援助を提供する事に関して、アジアにはアジアの方法で民主主義を発展させる方法があるとして、ミャンマーへの支援を実施していく方針を明らかにした。
12日に実施された大臣会見の際に、記者から「大臣はフィリピンの外務大臣との間で『ミンダナオ紛争影響地域道路ネットワーク整備計画』に関する交換公文に署名されました。ミャンマーでは、ラカイン州に援助を提供すると報じられていますが、このような紛争地域に支援を提供することについての日本の立場等についてお聞かせください。」との旨の質問が行われた。
この質問に対して河野外相は、「日本はミンダナオ和平プロセスに10年以上関わっており、当時のフィリピン大統領とMILFの議長が直接会談できるよう成田に招待したこともあります。そこからこの和平プロセスが始まったと考えております。日本では今年にG20・TICAD・ラグビー・ワールドカップ・即位の礼、来年は東京オリンピック・パラリンピック、2025年には大阪万博などが開催され、厳格なテロ対策を実施することが非常に重要です。テロ対策も非常に大きな課題の一つであり日本は各国と協力する必要があると考えています。ミンダナオの人々に対して彼らの経済が発展していると示すことができれば、平和の恩恵を実感いただけると思いますし、和平プロセスを後押しするのに役立つと思います。」と前置きを述べた。
その後に、「ラカイン州に関しては、ミャンマー政府とバングラデシュ政府は、コックスバザール県付近の避難民の帰還プロセスを促進するために協力しており、日本政府も両政府と共に支援していきたいと考えております。アジアにとって民主主義を発展させることは重要ですが、アジアにはアジアの方法で民主主義を発展させる方法があります。日本はそういった意味でアジア各国と協力し,それぞれの方法で民主主義を発展させるための支援をしてまいりたいと考えています。このことはアジア地域にとって長期的な利益となると考えています。」との旨の見解を述べた。
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