海保は海賊対策でガルフV「うみわし」をマレーシア派遣

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画像提供:海上保安庁
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海上保安庁は、航空機を海賊対策のため、ジブチ共和国及びマレーシアに2月21日から28日まで派遣することを決定した。

派遣される航空機は、第三管区海上保安本部羽田航空基地所属 ガルフストリーム V「うみわし」となる。この機体は、全長29.39メートル、全高7.89メートル、全幅28.49メートル、速力510ノットとなる。派遣される者は、海上保安監、海上保安庁警備救難部国際刑事課長、他16名となる。

派遣される一団は、「公海上でのしょう戒」「ジブチ沿岸警備隊と連携した海賊護送訓練」「ASEAN各国海上保安機関職員等を対象としたMDA研修フライト」を実施する予定である。

「公海上でのしょう戒」では、東南アジア周辺海域の公海上における海賊行為の監視警戒を実施し、シーレーンの安全確保を図る。

「ジブチ沿岸警備隊と連携した海賊護送訓練」では、ソマリア沖・アデン湾で逮捕した海賊の身柄を我が国に護送する想定で、ジブチ沿岸警備隊との連携訓練を実施する予定である。

「ASEAN各国海上保安機関職員等を対象としたMDA研修フライト」では、国連薬物・犯罪事務所(UNODC)が主催する MDA 研修に当庁職員を派遣し、東南アジア各国の海上保安機関職員に対し、航空機からの情報収集に関する研修を実施する予定である。

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