フィリピンは食料安全保障で食料自給率向上に成功と、養鶏・卵生産等が

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画像提供:フィリピン政府
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フィリピン政府は、食料安全保障を守るために、食料自給率を向上させる取り組みが順調に進んでいることを発表した。

フィリピン農務省(DA)は、フェルディナンド・R・マルコスJr.大統領の政権下で進めている、食糧安全保障の目標達成に向けた取り組みは、順調に進んでいると発表した。次官補は、メディアでのインタビューで、2024年はエルニーニョ現象、ラニーニャ現象、多数の台風、カンラオン山噴火、アフリカ豚コレラ熱(ASF)、鳥インフルエンザなどの複合的な影響により、農業分野にとっては不安な年になったにも関わらず、政府の取り組みにより、食料自給率は向上したと述べた。

具体的に実施した支援プログラムは、農家への苗・肥料・機械・器具の配布といった継続的な生産支援にくわえて、作付カレンダーの変更、洪水などに強い米品種の採用、太陽光発電灌漑システム、低温貯蔵施設などの農業基盤施設の設置であるとしている。

フィリピン統計局(PSA)によると、農林水産業の前年同期比成長率は、2024年同期の0.5%から2025年第1四半期は2.2%に加速したとしている。主な成長分野は9.4%増の養鶏と卵生産、19%増のサトウキビとマスコバド糖(黒砂糖)、1.1%増のパレイ(籾米)、3.8%増のその他の畜産となる。また、漁業、養殖業、その他の作物、バナナ、タバコ、コーヒー、パイナップル、カカオ、ゴム、キャッサバなども増加しているとしている。

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