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クアラルンプール市のマレーシア日本国際工科院(MJIIT)で、若い学生などの日本語学習者を対象として日本文化の学習意欲を促進させるために、第9回日本語フェスティバルを5月10日に実施したことを在マレーシア日本国大使館は発表した。このフェスティバルは、マレーシア日本語協会・国際交流基金クアラルンプール事務所・MJIITの共催により実施された。
マレーシア日本国際工科院(MJIIT)は、マレーシアでは高度な知識を習得した人材が必要であるとのマレーシア産業界からの要望により、マレーシア工科大学の下に日本型工学教育を導入し、高い技術力・生産性・競争力を備えた人材育成を行う目的で設立され、日本の各大学も協力している。MJIITへは、日本のODAにより必要な資機材の調達と、教育課程の整備を支援が行われている。
当日のフェスティバルには、約1,300人の学生がマレーシア各地から参加した。参加した学生たちは、日本料理、折り紙、風呂敷、浴衣の着付け、剣道、空手などの様々な 日本文化を堪能し日本文化への関心を深めた。また、コーラルスピーキング(群読)やソーラン節などの競技に参加し、会場は大変な盛況となった。このフェスティバルは、2007年以降毎年開催されており、今後も同様のイベントが実施される見込みである。