日本のコスメ「AINZ&TULPE」がマレーシア進出、丸紅が協力

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画像提供:丸紅
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日本の総合商社である丸紅株式会社と株式会社アインホールディングスは、マレーシアにドラッグ&コスメティックストア「AINZ&TULPE(アインズ&トルペ)」の1号店を出店するとともに、アジア展開で協力していく。

丸紅の見解によると、アジア太平洋地域の化粧品関連市場は世界のおよそ4割のシェアを占め、中でも東南アジア各国の市場は経済発展と共に年々拡大を続けているとしている。マレーシアでは、コスメ等のパーソナルケア商品の人口当たりの支出が多く、また、アインズ&トルペがターゲットとするミレニアル世代およびZ世代の人口比率が高く、消費者のデジタル親和性があり、SNSをきっかけとした消費の増加や、オンライン販売手法の多様化等、ダイナミックな消費行動の変化が起こっているとしている。

そのため、アインと丸紅は、これら消費者の行動変化を先取りした新しい小売りの形を追求すべく、幅広く専門的な品ぞろえでビューティーケアからヘルスケアまでサポートするアインの店舗運営と、丸紅グループの海外合弁事業の経験と次世代事業開発の知見を活かし、ミレニアル世代およびZ世代に対して店舗でもオンラインでも垣根なく接客を行い、ニーズに合った商品を選べる環境を提案していくことなどを目的として、アインが運営するドラッグ&コスメティックストア「アインズ&トルペ」のアジア展開を目的とした合弁会社を設立することとなった。

両社は、アインズ&トルペの海外初店舗を、マレーシア・クアラルンプール市内の商業施設「Pavilion Bukit Jalil(パビリオン・ブキット・ジャリル)」に開業する「ブキット・ジャリル 蔦屋書店」内に2022年5月に出店し、2022年中にはクアラルンプール市内に複数店舗を出店する予定である。マレーシア1号店では、コスメ、化粧雑貨等、マレーシア初となるブランドを中心に、品質に定評がある日本発の商品を展開していく。丸紅とアインは、マレーシアを足掛かりに、アインズ&トルペのアジア各国への展開も目指していく方針である。

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