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環境省は、日本国内の企業を対象として、日本の企業等が支援する森林保全や持続可能な森林経営活動の先進事例をマレーシアに訪問して見学する研修を、2019年1月10日から15日にかけて開催する事を発表した。
企業の社会的責任(CSR)として、日本国内では森林整備や植林活動が広く実施されている一方で、日本国内企業が多く進出する東南アジアでは、未だ森林減少・劣化が深刻化している。マレーシアのボルネオ島は、生物多様性が世界でも最も豊かな場所の一つであり、この生物多様性を支えてきた熱帯林は過剰な木材生産やアブラヤシ農園開発により急速に減少しているが、サバ州政府は持続可能な森林経営の実現を目指してFSC認証を受けた森林面積を拡大するとともに、熱帯林とそこに生息するオランウータンやゾウなどの野生動物を観察するエコツアーにも力を入れている。そのため環境省では、日本国内の企業による海外での森林保全活動を支援する活動に一つとして、マレーシアで森林保全や持続可能な森林経営活動の先進事例を紹介するツアーを実施する事を決定した。
今回実施される研修では、マレーシアのサバ州キナバタンガン川流域バトゥ・プティ地区を訪問して、日本の企業等が支援した森林保全活動や持続可能な森林経営活動の先進事例の現場を見学するとともに、実際に植林体験を行う。また、国際森林認証FSCの認証林を視察して、天然林における持続可能な森林経営の現状と課題に関して現地の事業者の話を聞く。現地視察には専門家等が同行して、最終日には生物多様性や国立公園を管轄する野生生物局を訪問のうえ意見交換を行う予定である。
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