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中国外務省は、ラオスのトンルン首相と中国の習近平国家主席が12月1日に中国の人民大会堂にて会談を実施した事を発表した。
会談で習近平国家主席は「今年は両国政府が国交樹立してから55年を迎えており、近年の友好関係は更なる高まりをみせている。様々な分野において包括的な協力が進んでおり、両国の国民にとっても実益をもたらしている。また、両国の関係強化は地域の安全と平和に貢献している。中国政府は、ラオスとの古くから続く包括的な戦略的協力パートナーシップの関係を更に強化していく方針である。」との旨を述べた。今後の協力を進めていく分野に関しては、「21世紀海上シルクロードやシルクロード経済ベルトなどの一帯一路を中心として、文化・教育・観光・法執行機関・防衛などの分野の協力も進めていく。」との旨を述べた。
トンルン首相からは、「両国は経済・貿易・文化などの分野を中心として協力を進めた結果、着実な成果を出している。ラオス政府は中国政府がラオスの発展に協力している事を評価しています。また、中国政府が地域の平和と安全を維持するために行っている活動をラオス政府は評価します。」との旨を述べた。