オバマ大統領のラオス訪問を警戒せず、中国外務省

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画像提供:中国外務省
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中国外務省は、オバマ大統領のラオス訪問はラオスにおける中国の影響力を排除しようとしているものではなく、中国はオバマ大統領のラオス訪問を歓迎するとの見解を22日に明らかにした。

8月22日に実施された定例記者会見の際に、記者から「アメリカのオバマ大統領が9月にラオスに訪問する事となりました。アメリカ大統領がラオスに訪問するのは、今回が初めてのこととなります。一部のメディアなどでは、今回のオバマ大統領の訪問は、ラオスにおける中国の影響力を排除しようとしている狙いがあると言われています。中国政府はオバマ大統領のラオス訪問を警戒していますか?」と質問が行われた。外務省の報道官は「オバマ大統領のラオス訪問を、その様な論調で報じる人々がいますが、これらの考えはアメリカ政府が正式に発表したものではありません。アメリカのホワイトハウス報道官は、その様な考えを述べていません。中国政府は地域の平和と安全のために、近隣諸国が他の地域と交流を行う事を歓迎しています。」と述べ、オバマ大統領のラオス訪問に警戒心を抱いていない事をアピールした。

しかしながら中国政府は、オバマ大統領のラオス訪問を警戒しているとみられている。中国政府はアメリカ政府の付け入る隙が無いように、ラオス・中国外相会談を8月3日に実施しており、両国関係の強化を行う事に同意していた。またラオスの主要なインフラ整備は中国政府が積極的に支援すると明言しており、ラオスの主要インフラに対してアメリカ政府が支援する事の無いように、事前に対策を実施している。

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