日・中・韓はラオスの食料安保支援で3,700トンの備蓄米を事前配置

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画像提供:首相官邸
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日本・中国・韓国から寄贈された緊急米備蓄3,700トンが、ラオス人民民主共和国における緊急事態への備えと対応のために事前配置されたことが明らかになった。

ASEAN10か国・日本・中国・韓国では、食料安全保障の強化と貧困の撲滅を目的とし、大規模災害などの緊急時に備えるために「ASEAN+3 緊急米備蓄(APTERR)」の枠組みを設けていた。

今回、APTERR事務局は、ラオスにおける食糧安全保障を強化するため、APTERR事務局と日本の農林水産省(MAFF)の代表者が、3月11日にラオスのビエンチャンで、国連世界食糧計画(WFP)ラオス人民民主共和国と会談し、WFPの経験について意見を交換したことを明らかにした。

WFPラオス代表兼国別ディレクターからは、ラオスの栄養失調状況の最新情報と、栄養状態を改善するために米の栄養強化がどのように実施されているかについて説明した。農林水産省の担当者からは、貧困地域の学童を支援するために昨年ラオスで実施された、Tier 3に基づく日本の取り組み「学校配給プログラム」を紹介した。

なお、APTERRは、今年にはいり、日本・中国・韓国から寄贈されたAPTERR米合計3,700トンが、ラオスの緊急事態への備えと対応のために、Tier 3に事前配置されたことも明らかにしている。また、米の栄養強化は、2023年にWFPの学校給食プログラムを通じて、政府と民間セクターの両方のさまざまな関連機関を巻き込んだパイロットイニシアチブとしてラオスで初めて導入されているものとなる。

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