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日本の国土交通省は、ラオス国立大学の学生とラオス公共事業運輸省等に対する物流に関する集中講義を実施したことを発表した。
日本政府では、日アセアン交通連携の枠組のもとで、ラオスに対する物流部門に関する支援を実施している。この支援の一つとして、ラオス国立大学の学生及びラオス公共事業運輸省等に対して3回目となる集中講義が開催された。この人材育成支援事業は、公益財団法人SGH財団の協力のもとで、佐川グローバルロジスティクス株式会社の教育担当社員3名を講師として迎えて実施された。
ラオス公共事業運輸省訓練センターでは、5月16日から17日の2日間にかけて実施された。この講義は、ラオス公共事業運輸省・業界団体・民間物流事業者の実務者31名を対象として実施された、実施された講義は、「物流概論(日本の物流政策、日本の物流の変遷等)」「物流オペレーション(倉庫管理方法及びフォークリフト運転方法等)」となる。
ラオス国立大学では、5月20日から5月24日の5日間にかけて実施された。この講義は、ラオス国立大学工学部にて物流を専攻する4年生48名を対象とした実施された。実施された講義は、「物流概論(日本の3PL、通販物流、物流新技術等)」「物流オペレーション(人員・顧客管理、5S、業務改善等に関する物流実務)」「講義内容に基づくディスカッション、プレゼンテーション」となる。
国土交通省では、今後も日本の質の高い物流サービスをアセアン域内に展開していくためにも、今後も官民連携による物流人材育成事業を引き続き実施していく方針である。