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在ラオス日本大使館は、ラオスの知的障害者を支援するプログラムへの支援を実施する事を発表した。
ラオスでは、日本政府とアジアの障害者活動を支援する会(ADDP)が連携して事業を行う「ラオスにおける知的障害者社会自立のための生活・就労支援プログラム」が実施されていた。この事業は、知的障害者協会や労働社会福祉省と連携したうえで、ラオスで支援が遅れている知的障害者を対象として、接客・清掃・農作業・手工芸品製作等の職業訓練を実施し、ラオス企業への就職や収入向上のための活動を通じて、障害者の社会自立を達成するための基礎能力を構築することを目指しているものである。
この支援プログラムは2017年2月から2020年1月の3年間にわたって実施されるものであり、今回は3年目となるプログラムにたいして総額217,908米ドルの贈与契約が実施された。署名式は在ラオス日本国大使館で実施された。なお、昨年には総額195,689米ドルの支援が実施されていた。このプロジェクトは、今年が最終年となる。