JICAはインドネシアの「持続可能な開発目標」の実施体制強化を支援

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JICA(国際協力機構)は、インドネシア政府が「持続可能な開発目標(SDGs)」を達成するための実施体制の強化を支援する事を発表した。

国際連合の開発目標である「持続可能な開発目標(SDGs)」は、2015年9月の国連総会で全会一致で「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ(2030アジェンダ)」が採択され理念をもととして、国際社会が2030年までに貧困等を撲滅して持続可能な社会を実現するための重要な指針として設定されたものである。

インドネシアは、SDGs達成に向けた取り組みを進めているが、SDGs指標に関する更なるデータ整備が必要となっており、指標達成のための取組みを定める行動計画の策定・改善が必要となっていた。そのためインドネシア政府は、2017年7月にSDGs実施に関する大統領令を公布してSDGsの実施体制強化を進めていく方針であった。

日本政府の「持続可能な開発目標(SDGs)推進本部」の方針では、「途上国のSDGs実施体制支援」が定められている事から、インドネシアに対するSDGsに関する支援『持続可能な開発目標(SDGs)実施体制強化プロジェクト』が実施される事となった。この支援プロジェクトで具体的に実施する支援内容は「インドネシア政府によるSDGs国内指標の定義・目標値を設定」「中央政府及び対象州政府によるSDGs実施のための行動計画を策定」「中央政府及び対象州政府によるSDGsのモニタリング・評価を実施」「SDGs実施の取組に関する相互学習を実施」を予定している。期間は2019年3月から2020年8月を予定している。

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