このページの所要時間: 約 0分55秒
日本政府は、カンボジアのストゥントレン州タラーボリバット郡及びシアムボク郡の小・中・高等学校の手洗い場と雨水タンクを整備する支援を実施する。
ストゥントレン州タラーボリバット郡及びシアムボク郡の小・中・高等学校では、使用可能な既存の手洗い場を有していないため、適切な手洗いが有効な予防策といわれている COVID-19や、国内で学齢期の子どもが罹患しやすいとされる下痢や肺炎といった疾患にかかる危険にさらされており、良好とは言えない衛生環境の中で生徒たちは学習している。そのため日本政府は、この問題を解決するための支援を実施することを決定した。
この支援は「ストゥントレン州西部6校における手洗い場等整備計画」として、供与限度額25,534米ドルにより実施される。この支援では、ストゥントレン州タラーボリバット郡及びシアムボク郡の小・中・高等学校計6校において、手洗い場と雨水タンクを整備する。この支援により、教員・生徒双方にとってより安全で適切な衛生環境が実現し、生徒の教育の質の向上及び健康的な育成促進が期待される。