中国・カンボジア合同演習、リアム新設の中国の共同訓練センターが本格稼働

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画像提供:中国国防部
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中国政府は、中国軍とカンボジア軍による合同演習にて、新設したばかりの中国・カンボジア合同支援訓練センターが、初めて支援したことを発表した。

中国国防部は5月29日に定例記者会見を開催した。国防部の報道官は記者からの質問に答えるかたちで、「中国とカンボジアの軍隊は、5月14日から28日にかけて、カンボジアのコンポンチュナン州とシアヌークビル付近の海空域で『ゴールデンドラゴン2025』合同演習を実施しました。この訓練は、今回で7回目となり、中国・カンボジア合同支援訓練センターが海上演習・訓練の支援に初めて活用されました」との旨を述べた。

その後に報道官は、「演習中、参加した中国軍は教育支援のための寄付、無料医療の提供、医薬品の配達などの活動も実施しました。中国とカンボジアは固い友情で結ばれており、両国の関係は岩のように堅固です。中国軍はカンボジア軍と協力し、両国指導者の重要な共通認識を全面的に実行し、新時代の全天候型中国・カンボジア運命共同体の構築と地域の安全と安定の維持に貢献していきます」との旨を述べた。

なお、中国・カンボジア合同支援訓練センターとは、両国軍が地域における対テロ、防災・減災、人道支援などの実施を合同で行うことなどを目的として、カンボジア南部シアヌークビル州のリアム港に設定されているセンターであり、中国にとっては実質的な海外軍事基地と捉えることも可能となっている。

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