フィリピンでは15歳から19歳の女性の10人に1人は既に妊娠・出産を経験

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以前の記事(フィリピンは人口1億人を突破し・・・)にて報じているが、フィリピンの人口増加率は非常に高い状況である。この様な状況のなか、フィリピンでは15歳から19歳の女性の10人に1人は既に妊娠・出産を経験しているという調査結果を、8月28日にフィリピン国家統計局は発表した。

この調査結果は、フィリピン国家統計局が2013年全国保健調査の最終結果を元とした分析をしたことにより判明した。この10%の内訳は、8%が既に出産し母親となっており、2%は妊娠中である。この年齢層よりも上の20歳から24歳では、43%が出産し、4%は妊娠中である。18歳前に性行為経験した人の割合は、農村部では22%であり、都市部では17%であり、農村部ほど性行為を経験する年齢が早い事が伺える。
調査レポートでは、貧しい家庭や教育を充分に受けていない女性の場合は18歳前に性行為を行う事は一般的であると、報告している。

貧困対策が出来ていない現状での人口増加は更なる貧困を招くと一部では批判をされており、今後の政府の対応に注目していきたい。

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