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フィリピンでは近年約2%の割合で人口が増加していたが、政府は2014年7月27日に人口が1億人を突破したことを発表した。1億人目の赤ちゃんは、7月27日の0:35にマニラの病院で2.8キロで生まれた赤ちゃんである。各種調査機関の報告によるとフィリピンの人口は2030年前頃に日本の人口を追い抜くと報告されている。
政府は、1億人を突破したが、更なる人口増加を継続する準備ができており、教育システムなどは人口増加に耐えられるよう改善しており問題無いとの認識である。人口増加が更なる労働力の増加および投資などを招き、国の基本的な土台を更に強化することに繋がるとの認識も示している。しかしながら、以前の記事(・・漁師や農民の貧困率は改善せず)でも報じているが、フィリピンでは人口が増加しても一次産業の貧困率は改善されておらず、今後の人口増加が更なる貧困を招くのではないかという声も多数あがっている。
フィリピン政府としては、人口増加は問題が無いとの強気の姿勢を示していることからも、今後の展開に注視していきたい。
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