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日本の大手総合建設会社である清水建設株式会社は、ベトナムから日本に持ち帰ったダイオキシン汚染土壌に対して自社独自の土壌洗浄技術を元とした土壌回復の検証実験を行った結果、大部分の土壌を回復する事が可能であった事を発表した。
1955年頃から開始されたベトナム戦争においては、アメリカ軍がベトナム現地に大量のダイオキシンが含まれる枯葉剤を散布した事により、現地の土壌が汚染されていた。この土壌汚染は現在も除去が進められているが、まだ多数の地域において汚染が残されたままとなっていた。
清水建設では、日本国内においてダイオキシン専門の土壌洗浄事業を運営し多数の汚染土壌の処理実績を持っていたため、ベトナムの汚染土壌に対しての調査を2014年4月から開始し2015年5月にベトナム国内で簡易実験を実施していた。2015年11月にはベトナム政府機関からの要請も受け清水建設の洗浄技術を紹介したところ、ベトナムの各省庁からの高い評価を受け、その後はベトナムの汚染土壌を日本国内に持ち帰り、本格的な検証実験を開始していた。
検証実験を実施した結果、約95%のダイオキシンを除去する事が可能となり、約7割の土壌が再利用する事が可能と確認出来た。この実験で使用した技術は、低コストで可能となるものを利用しており、排水・排気ガスの心配がないものとなっている。
清水建設は、今後はベトナム政府にこの土壌汚染技術の有効性を幅広く周知するとともに、日本国内の各種団体などとの協力の元で、現地での大規模な浄化事業を実施するように呼び掛けていく方針である。
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