ベトナムは対中政策の一環としてフランスとの関係を強化へ

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画像提供:フィリピン政府
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ベトナム政府は、インドとフランスの指導者がベトナムに訪問し、ベトナムとの経済協力・軍事協力の協定を締結する事に成功しているため、現時点でのベトナムの外交政策は成功しているとの見解を明らかにした。

ベトナム政府では、特に成功した事としてフランス政府との協力を挙げている。ベトナム政府では、ベトナム航空会社が欧州のエアバスから航空機を40機購入することに合意した事に伴い、軍事協力の協定などを締結している。この軍事協力の内容は、両国軍の艦艇が相互に寄港しあい、海洋活動を共同で実施し、各種軍事情報を共有する事で合意している。原子力発電に関しても、将来的には提携していく可能性がある余地を持たせている。南シナ海問題においては、中国政府は仲裁裁判所の判決に従うべき、とのベトナム政府の主張をフランス政府は支持している。

ベトナム政府はフランス政府との関係を更に強化させるために、9月14日にはフランスの国務長官とベトナム副首相が会談を実施している。この会談でも、両国が持続的な発展を行うために、農業・教育・環境保護などの分野における協力を進めていく事で合意している。ベトナムはフランスにより約60年にわたり植民地化されていたが、ベトナム政府は今は過去の遺恨は乗り越えて協力していく時期であるとして、更なる協力関係を推し進めていく事を表明している。

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