旭硝子がベトナム子会社の名称を変更しブランド力の浸透を図る

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三菱グループの一員であり建築用・自動車用などのガラス関連製品を製造・販売する旭硝子株式会社は、ベトナム子会社の名称をAGCケミカルズ・ベトナムに変更し、東南アジア地域における製品名を統合しAGCブランドを浸透させていく事を発表した。

旭硝子は、2014年6月にベトナムで塩化ビニル樹脂(PVC)の製造・販売を行うフーミー・プラスチック・アンド・ケミカルズ(PMPC)社に資本参加を行い、社名と製品名を引き継ぐ形で事業を実施し、今年度上期では生産能力が1.5倍に増強していた。PVCの需要は、東南アジア地域においては拡大しており、今後も堅実に伸びるとみられている。この今後も成長するPVC市場において、旭硝子のブランド力を強化するため、社名変更とPVCのブランド名を変更する事を決定した。

社名の「フーミー・プラスチック・アンド・ケミカルズ(PMPC)」を「AGCケミカルズ・ベトナム」とし、PVCのブランド名をインドネシア子会社が製造・販売する「アスニール(ASNYL)」とする。旭硝子グループは、今後も東南アジア地域におけるPVC事業の拡大を図るとともに、東南アジア地域の拠点の連携を深め、シェア拡大を目指していく事を表明している。

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