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日本の大手電機メーカーである株式会社東芝は、ベトナム電力公社(VIETNAM ELECTRICITY :EVN)が計画するビンタン4石炭火力発電所拡張プロジェクト向けに、蒸気タービンおよび発電機を受注した事を発表した。
今回の受注は、三菱商事株式会社と韓国の斗山重工業のコンソーシアムがベトナム電力公社からEPC(設計・調達・据付工事)契約を締結したものに基づき、東芝が納入するものである。納入する機器は高温・高圧の蒸気を使った、高効率な石炭火力発電所向けの蒸気タービンと発電機となる。東芝では、ビンタン石炭火力発電所の1号機・2号機向けの蒸気タービンと発電機を受注し納入を行った実績があったことから、今回の追加受注が行われることとなった。追加受注分に関しては2018年1月から納入を開始し、本拡張発電所は、2019年に運転が開始される予定。
東芝は、今後もグローバルに高効率な発電設備を展開し、火力発電事業での受注拡大を目指し、低炭素社会の実現と安定的な電力供給の両立に貢献していく方針である事を表明している。