フジサンケイグループのデベロッパーである株式会社サンケイビルは、ベトナムに現地法人を設立しハノイ市で不動産管理業及び不動産コンサルティング業を開始したことを9月29日に発表した。
サンケイビルグループでは、成長戦略の一つとして主力事業の海外進出を検討しており、経済成長が著しいベトナムでは、今後は建物管理の重要性が高まると考えられ、その中でビルマネジメントの管理設計ノウハウや管理員・清掃員等への教育研修ノウハウ等を活かした不動産管理業及び不動産コンサルティング業への参入が可能と判断しため、ベトナムに進出することとなった。
今回の現地法人設立は、新たな事業展開を行うため、サンケイビルのグループ会社である株式会社サンケイビルマネジメントが、不動産デベロッパーの「Viglacera Corporation」、不動産投資会社の「Hoang Thanh Investment & Infrastructure Development Joint Stock Company」総合コンサルタントを手掛ける「OWI Joint Stock Company」の合計4社と合弁で法人を設立した。
株式会社サンケイビルは、今後は他社も含めた高層マンション、オフィスビル、工業団地、大規模都市開発地域の不動産管理業務からサービスを開始する予定である。また、今後はサンケイビルグループ各社とも協力し、良質な不動産管理及び不動産コンサルティングサービスを提供していく方針である。
【設立した法人概要】
名称:VISAHO JOINT STOCK COMPANY
本社所在地:2nd Floor, Viglacera Building, No. 01 Thang Long Avenue, Me Tri Ward, Nam Tu
Liem District, Hanoi
資本金:150億ドン(約8千万円)
設立年月日:2015年9月11日