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日本の環境省は、アジア地域における環境的に持続可能な交通(EST)の実現に向けて、第12回アジアEST地域フォーラムを10月28日から31日にかけてベトナムのハノイ市で開催したことを発表した。
このフォーラムは、日本の環境省、国際連合地域開発センター(UNCRD)、ベトナムの運輸省と天然資源環境省などが主催して開催されたものである。参加したのは、アジア22カ国(カンボジア、ラオス、マレーシア、インドネシア、ミャンマー、タイ、フィリピン、ベトナムなど)の環境・交通関係省庁などの閣僚級等幹部と交通と環境分野に関する学識経験者などの専門家や国際機関関係者などとなる。
今回のフォーラムでは『低炭素化と高度交通システムを通じたスマートでレジリエントな都市』をテーマに掲げ、合計10のセッションにおいて、アジア各国・各都市や国際機関からベストプラクティス等の発表が行われた。日本からは、国内・国外で行われている取組などについて、合計15名による発表等がなされました。日本の八木環境大臣政務官からは、今後のESTの実現に向けて、SDGsの達成や脱炭素化に統合的に取り組むべきこと、民間などの多様な主体による参加を促し、具体的な取組に繋がるように、各国の経験や教訓の共有することについて提案を行い、各国からの賛同を得た。