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日本の防衛省は、ベトナムの防衛分野における能力向上を支援する活動の一環として、「航空救難分野における人材育成セミナー」を6月26日から30日に開催する事を発表した。
日本の稲田朋美防衛大臣は、日本政府はシーレーン安全確保のために東南アジア諸国連合(シンガポール・カンボジア・インドネシア・マレーシア・ブルネイ・ミャンマー・フィリピン・ラオス・ベトナム・タイ)との間の防衛協力を強化していく方針である事を表明している。昨年には、第2回日ASEAN防衛担当大臣会合を実施し、アセアンへの防衛協力を進めていく事を表明していた。
このアセアンへの防衛協力の一環として、ベトナム防空・空軍・関係機関などを対象として、航空救難に関する能力構築支援「航空救難分野における人材育成セミナー」を実施する事を決定した。航空救難分野の能力構築支援は、初めての実施となる。このセミナーは、ベトナムの首都ハノイにおいて実施される。日本の防衛省からは、要員5人(内局1人、航空自衛隊4人)が派遣される。