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防衛省の統合幕僚監部は、在京タイ大使館付国防武官が、吉田統合幕僚長に表敬したことを発表した。
吉田統合幕僚長への表敬は、在京タイ王国大使館付国防武官を離任するナルット空軍大佐および着任するウォンウィワット空軍大佐により実施された。
表敬を受けた吉田統合幕僚長は、毎年タイで開催されている米国・タイ共催多国間共同訓練「コブラ・ゴールド」に言及し、これまでのナルット空軍大佐の日タイ防衛協力への貢献に対する感謝を述べた。また、来年度に東京での開催を予定している日タイ幕僚協議等に触れた上で、今後の日タイ防衛協力の更なる進展への期待を述べ、ウォンウィワット空軍大佐の着任を歓迎した。
防衛省の見解によると、タイとの間では、日本も1960年から防衛駐在官の派遣を開始するなど、伝統的に良好な関係の下、長きにわたる防衛協力の歴史を築いており、特に教育交流分野では、1958年に防衛大学校に初めて外国人留学生として受け入れたのがタイ人学生であり、これまでのタイからの累計留学生数は約540名と、全ての派遣国の中でも最多となっているとしている。