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日本の環境省は、シンガポール環境庁と「第3回日本・シンガポール環境政策対話」を開催し、両国は二国間の環境協力を一層推進することに合意し、新たな協力関係を構築する方針であることを発表した。
シンガポールで開催された「第3回日本・シンガポール環境政策対話」では、両国から環境省の局長・室長などの政府高官が参加した。この対話では、「気候変動に対する適応計画」「放射性物質のモニタリングと除染等で生じた廃棄物の管理」「自動車排出ガス規制に関する大気汚染対策」についての双方の政策と経験を共有し、意見交換を実施した。また、来年度の協力分野として、廃棄物の最終処分場の維持管理及び処理・管理技術を対象とすることで概ね合意した。
両者では、今までの対話が大変有益となっていたこともあり、今後は二国間の環境協力を一層推進することに合意し、新たな協力関係を構築すべく、「日本国環境省とシンガポール共和国国家環境庁との環境協力に関する同意書」を更新するための協議を今後行う予定である。