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在シンガポール日本大使館は、日本とシンガポール間の文化交流を紙芝居公演を通じて促進した紙芝居公演者の野間成之氏に対して、在外公館長表彰を授与することを発表した。
授与される在外公館長表彰とは、長年に亘って日本とシンガポールの関係に功績のある個人に対して、在シンガポール日本大使より授与されるものである。
紙芝居公演者の野間成之氏は、金沢市の小学校を定年退職した後に「のまりんの紙芝居劇場」として、紙芝居公演を実施してきた。2002年以降から毎年200回から250回程度の公演を実施しており、2015年11月20日で通算3600回となる。
野間氏は、日本国内での公演だけでなく、シンガポール、中国、タイ、マレーシアなどの東南アジアをはじめとする海外でも紙芝居公演を実施してきた。シンガポールにおいては、2001年以降から日本人会、日本人小学校、日本人幼稚園などで毎年公演を行っており、2006年からはシンガポールの公立図書館でも実施しており、シンガポールでの講演は今年で15年目となる。また、紙芝居の指導についても積極的に取り組んでおり、シンガポールにおいても2013年11月にジャパン・クリエイティブ・センター(JCC)で紙芝居に関する指導法の講演を行っている。