岐阜県は高校生にSDGsを教えるためシンガポールとの海外交流

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岐阜県は、県立高校の生徒を対象として、シンガポールの現地大学生をファシリテーターとして県立高校の生徒にSDGsの重要さなどを教えるためのオンライン海外交流を実施する。

岐阜県では、高校生がグローバルな視野と志を持ち、将来、世界にあっても、地域にあっても、活躍できる力を身に付けられるよう、短期海外研修の実施、長期留学への支援、実践的に英語を使用できるセミナーの開催等に取り組んでいた。しかしながら、新型コロナウイルス感染拡大の影響によって海外研修や留学の実施が難しくなったことや、令和2年度から各高校にICT機器の整備を進めていることから、令和3年度はオンラインを活用した国際交流を推進しているため、12月に高校生とシンガポールの現地大学生がオンラインで交流することとなった。

交流する内容は、高校生とシンガポールの現地大学生が、SDGsの「13 気候変動に具体的な対策を」「14 海の 豊かさを守ろう」「15 陸の豊かさも守ろう」の3つのテーマから、1つを選んでグループで英語によるオンラインでのディスカッションを行う。12月13日と12月17日の2回にわけて実施される。参加者は学校又は自宅から参加する。

交流の流れは、シンガポールの現地大学生をファシリテーターとして、選んだテーマについて1グループ6名(大学生1名、高校生5名)でディスカッションを行い、グループごとに話し合った内容を発表し交流の感想を述べ、交流の振り返りを行うものとなる。参加する者は、岐阜県の県立高校生60名(桑名、川越、四日市、四日市南、津、松阪、松阪商業、伊勢、宇治山田商業、上野、名張青峰)、シンガポールの現地大学生12名(シンガポール国立大学、南洋理工大学、シンガポール経営大学、シンガポール工科デザイン大学、シンガポール工科大学、シンガポール社会科学大学)となる。

なお、事前学習として、オンライン交流に先だち、積極的に会話を進めるためのスキル及びSDGsに関する基本的な知識を身に付けられるよう、参加者はオンラインで『外国人講師による英会話レッスン』『名古屋市立大学人文社会学部准教授によるSDGsに関する講義と調べ学習』を実施する。

『外国人講師による英会話レッスン』では、ディスカッションで必要なSDGsに関する語彙、相手に質問したり、同意したりする際に必要な英語表現を学ぶ。

『名古屋市立大学人文社会学部准教授によるSDGsに関する講義と調べ学習』では、ワークシートを用いて、参加者は講義形式で、「SDGsとは何か」「なぜ取り組まなければならないのか」などSDGsの基礎を学ぶ。また、日本や交流先のシンガポールにおけるSDGsの取組について調べてまとめる。

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