国交省はシンガポール航空局と航空政策の連携強化へ

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日本の国土交通省は、航空政策の重点分野における連携強化を進めるため、シンガポール航空局との第4回政策対話を実施したことを発表した。

今回の対話では、令和4年12月に締結した協力覚書において連携を強化することとした事項である、「航空安全」「航空交通管理」「その他の事項」に関しての両国における取組の進捗を確認した。出席した者は、日本側は大臣官房審議官など、シンガポール側はハン・コク・ジュアン航空局長などとなった。

「航空安全」に関しては、2024年1月に羽田空港で発生した航空機衝突事故を踏まえ、滑走路誤進入対策を含むアップデートについて情報共有・意見交換を実施した。また、シカゴ条約第19附属書に規定される安全管理に関する情報共有・意見交換を実施し、今後の協力体制のさらなる強化に向けた議論を実施した。

「航空交通管理」に関しては、次世代の航空交通流管理のコンセプトや相互の協力について意見交換を行うとともに、航空機の運航データの共有及び管理について議論を実施した。

「その他の事項」に関しては、日星間の定期航空便の状況、持続可能な航空に向けたSAF(持続可能な航空燃料)などに関する取組、空港におけるイノベーション、無人航空機の運航管理や空飛ぶクルマの環境整備等について意見交換を実施した。

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