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日本の総務省は、シンガポール情報通信メディア開発庁との間で「第6回日・シンガポールICT政策対話」を3日に東京で開催した事を発表した。
日本政府とシンガポール政府は、両国間のICT分野における協力を深化させ、幅広い政策課題について意見交換を行う事等を目的として、『日・シンガポールICT政策対話』の枠組みを創設し、定期的に対話を実施している。前回の5回目となる会合は、シンガポールで開催され、ICT戦略・IoT・5G・AI等の分野における政策動向や、国際的な協調が不可欠なサイバーセキュリティ対策などにおいて意見交換を実施した。
6回目となる今回の会合には、日本側からは、総務省の国際戦略局次長など、シンガポール側からは情報通信メディア開発庁の副長官等が出席した。今回の対話を実施した結果、IoT・5G・AI等の新たな技術・サービスに関する両国の政策動向に関しての意見交換を実施した。また、昨年11月に署名した「国際ローミング料金の低廉化に関する協力覚書」に基づく取組の進捗状況を互いに報告した。
両国は、今後も情報交換と意見交換を継続していき、両国に共通の政策課題について連携して取り組んでいくことで合意した。