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フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領は、麻薬撲滅戦争において犠牲になった人々には申し訳ないと思うが、麻薬撲滅を行うには良い人を演じる時間の余裕もないため、外部からどの様な評価をされたとしても私はこの活動を進めていく、と来年以降も麻薬撲滅活動を進めていく事を表明した。
ドゥテルテ大統領は、2016年末を迎えるにあたっての来年以降の抱負として「私は再び大統領になる事を望んでいません。フィリピンではもう一度大統領になる事は出来ないのです。その様な理由もあり、私は他人から悪評を言われたところで気にしません。そもそも、今の状況は良い人のふりをする時間的な余裕もないのです。私は麻薬撲滅活動・腐敗防止・犯罪根絶などの活動を実施すると言っていたため、この活動を実行する必要があるのです。」と述べた。
そのうえで「私は、もっと人々に親切になるべきであるのかもしれませんが、私にはやらねばならない事があるのです。私の人生と大統領としての生活を危機に晒す事に繋がるかもしれませんが、私は麻薬撲滅活動を進めなくてはならないのです。そのため、麻薬撲滅活動において犠牲になった人々には申し訳ないと思うが、麻薬を根絶させるまではこの活動を続けていきます。」と、あらためて麻薬撲滅活動を進めていく方針である事を表明した。