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中国外務省は、中国政府とフィリピン政府の関係はフィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領が中国に訪問した事により関係が改善されており、現在は中国政府がフィリピン政府に約束した投資プランなどを実施する時期であるとの見解を明らかにした。
中国外務省で24日に実施された定例記者会見の際に、記者から「ドゥテルテ大統領は、自身が訪中した際に中国政府とフィリピン政府が合意した投資プランなどが、そろそろ実施される頃であろうと述べています。現在の協力状況を教えて頂けますか。」との質問が行われた。
外務省の報道官は記者からの質問に対して「ドゥテルテ大統領が訪中した事により両国関係は改善しており、現在は訪中した際に締結した内容を実施する段階となっています。両国は地理的に近く経済的に補完する事が可能な立場であります。中国政府としては、フィリピンの発展に力を注ぐドゥテルテ大統領をサポートしていく方針であり、フィリピンの発展を支援する事業を実施していきます。両国関係が改善されることにより、各分野における協力も更に進む事となり、この関係改善は両国の国民にとっての利益をもたらす事となります。」との旨を述べた。