神奈川県は、日本政府が国家戦略特別区域として推進している家事支援外国人受入事業において、株式会社ダスキン・株式会社パソナ・株式会社ポピンズの3社に対して事業認可を交付した事を発表した。これによりフィリピン人等の外国人が日本で家事代行サービスを実施する事となる。
この事業で受け入れられた外国人は、炊事・洗濯・掃除・買物・児童の日常生活上の世話及び必要な保護等の家事の代行又は補助などを実施する事となる。雇用される条件としては「契約は通算3年未満」「賃金は日本人が従事する場合と同等以上」「家事代行等の業務に1年以上の実務経験を有する」「必要最低限の日本語能力を有する(日本語能力検定(JLPT)N4程度)」「基準を満たす出身国等の人材育成機関でコミュニケーション、実技等について200時間以上の研修を受けている」等となる。今回の神奈川県が認可した特定機関(受け入れ企業)は3社であり、ダスキンが4名、パソナが25名、ポピンズが5名をそれぞれ受け入れる。
ダスキンでは、大阪市域で実施される当事業への参入も予定しており、特定機関認可のための申請も完了している状況である。ダスキンでは、受け入れたフィリピン人には既存のサービスメニューであるお掃除おまかせサービスや家事おてつだいサービスを実施して貰う予定である。
パソナでは、フィリピン財閥大手のマグサイサイのグループ会社マグサイサイグローバルサービス社と業務提携を締結しハウスキーピングの専門スタッフを受け入れる。今回は25名のみを受け入れるが、受け入れ人数を今後は更に加速させる方針である。フィリピン人が携わる業務としては、家全体の掃除や洗濯といったハウスキーピングを予定しており1LDKで約120分、2LDKで約180分程度の作業となる事を想定している。なお、利用料金は1回2時間/月2回で10,000円となる。
日本では女性の社会進出などにより家事支援サービスへの需要が高まっている。しかしながら、自分の家の留守中に日本人スタッフが入る事には抵抗感を感じる人は多く、外国人スタッフであれば尚の事である。価格に関しても、現時点では外国人によるサービスだからといって特段に安価になるわけでは無い状況である。国内の有識者などからは、安易に外国人を受け入れるよりも主婦などのパートタイマー等に家事代行サービスに就労して貰い国内の雇用状況を改善させる事が優先であるなどの声も挙がっているため、このサービスが普及するかは未知数な状況である。
アセアン10カ国情報










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