このページの所要時間: 約 0分53秒
日本郵船株式会社は、フィリピンのマニラ近郊でフィリピンの複合企業グループであるTDGと共同運営する商船大学NTMAの学生と、日本で海事産業について学ぶ学生との国際海事交流プログラムを、8月19日から9月2日にかけて実施したことを発表した。
このプログラムは、日本とフィリピンで船員を目指す学生が、互いの国に約1週間滞在し、座学や実技研修、観光を通じて言葉や文化などの違いを体験することで国際感覚を養うとともに国籍を超えたネットワークを構築することを目的として実施された。日本からは神戸大学、東京海洋大学、長崎大学、富山高等専門学校、広島商船高等専門学校、弓削商船高等専門学校の学生たち合計31名が参加した。
NTMAでは、海事英語や日本語の授業に加え、ポンプの分解作業や実際に船に搭載されている航海計器を使用しての実習などが行われた。また、隣接する研修施設のNYK-Fil Maritime E-Training Inc.の見学や学生スポーツフェスティバル、マニラ市内観光などが行われた。