国交省はフィリピンとトンネル分野の連携強化

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画像提供:国土交通省
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日本の国土交通省は、フィリピンのダバオトンネルの起工にあわせて、トンネル分野での連携を一層強化することなどを目的として、フィリピン公共事業道路省とトンネルの建設・O&M 1(運営・維持管理)に関する協定を締結したことを発表した。

フィリピンのダバオバイパスはダバオ市南端部と同市中心部を結ぶバイパス道路事業であり、フィリピンでは初の本格的な道路トンネル(ダバオトンネル)が建設される予定である。令和2年4月に清水建設・竹中土木・フィリピン企業JVが受注しており、本邦技術活用案件(STEP案件)として工事が進められています。令和3年11月19日には、フィリピン公共事業道路省のメルカド臨時大臣らは、ダバオトンネルの起工状況を視察していた。

今回、国土交通省とフィリピン公共事業道路省は、ダバオトンネルの起工を契機として、ダバオ・ダルトンを始めとしたトンネル及びトンネル関連施設の建設・O&Mについての協力を深化させるべく、両大臣で連携協定書(MOC)を締結することになった。

協定の署名者は、斉藤鉄夫・国土交通大臣とメルカド・フィリピン公共事業道路臨時大臣となる。この協定では、日本側からの協力は「トンネル、特にO&M分野の技術協力の推進及び災害時のマネジメントスキル等の共有」、フィリピン側からの協力は「日本の高速道路会社のビジネス活動の支援、ワークショップの開催」、両国で取り組む事項は「トンネルのO&M分野における二国間協力の強化、ワークショップ開催プランを検討・作成」と定めされている。

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