フィリピン操縦士への教育が完了

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画像:海上自衛隊の写真ギャラリーより
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海上自衛の海上幕僚監部は、フィリピン操縦士への操縦教育が3月16日をもって終了となる事を発表した。

日本政府では、中国政府が南シナ海でフィリピン・ベトナムなどの近隣諸国の了承を得ない強硬的な開発を推し進めている事を背景として、フィリピン政府の海上保安力を向上させるため、海上自衛隊練習機TC-90型航空機を供与している。機体を供与した事にともない、フィリピン操縦士に対して教育面からの支援も実施していた。第1期生として2016年11月から、2期生として2017年5月から、3期生として2017年10月から教育を開始していた。

この3期生への訓練が今年の3月16日をもって終了する事となった。教育を実施していた部隊は、海上自衛隊の徳島教育航空群の第202教育航空隊となり、教官は2等海佐等が担当し、フィリピン操縦士2名に操縦教育を実施していた。今回の教育をもって、当初予定していたフィリピン操縦士6人に対する教育が全て終了する事となった。

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