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飲料事業会社のキリン株式会社等を傘下にもつキリンホールディングス株式会社は、ミャンマーのビール大手であるマンダレー・ブルワリーを買収する事を発表した。
キリンホールディングスでは、アジア地域とオセアニア地域を中心とした海外展開を実施している。2009年にはフィリピン最大手のサンミゲルビールへ48%の出資を実施し持ち分法適用関連会社としており、2015年にはミャンマー最大手のミャンマー・ブルワリーを傘下に収めていた。このミャンマーにおけるビール市場の優位性を更に確実なものとするため、国内でシェア1割程度を持つマンダレー・ブルワリーを買収する事を決定した。
今回の買収スキームは、キリンホールディングスの東南アジア地域持ち株会社であるキリンホールディングスシンガポール社を通じて実施される。このシンガポール社が、現地に合弁会社を設立し、この会社にマンダレー・ブルワリー社の事業を移行させる。
キリングループは、今後も成長を続ける東南アジア地域のビール市場獲得を進めていく方針である事を表明している。