ミャンマー初の世界遺産登録

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画像:ユネスコから引用
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ミャンマーは観光産業に力を入れておりバガン、バゴー、マンダレーなどは有名であるが、世界遺産登録されている観光地は存在していなかった。
6月22日にカタールのドーハで開催されたユネスコの会議で、ミャンマー初の世界文化遺産として「ピュー王朝の古代都市郡」が世界遺産登録された。

今回の世界遺産登録はミャンマーの長年の努力が実を結んだ結果であった。
1996年10月にミャンマーの文化省が、「ピュー王朝の古代都市群」をユネスコに世界遺産登録申請を行い、それが今回の会議で登録された。
ピュー古代都市群はレンガの城壁と堀で囲まれた3つの都市で構成されている。
その3つの都市である「Halin」「Beikthano」「Sri Ksetra」はイラワジ川流域の乾燥地帯の広大な灌漑風景の中に位置している。
これらの都市は紀元前200年から西暦900年まで1000年以上に渡って栄えたピュー王国の面影を色濃く反映している。
この都市には、レンガ造りの仏塔や城壁・宮殿の要塞・埋葬地帯・初期の工業拠点・灌漑設備が残されている。

ミャンマーには世界遺産が無いにも関わらず多数の観光客が訪れていたが、今回の世界遺産認定を受けて、観光客は更に増える見込みである。

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