上川陽子法務大臣は、母国でクーデターが発生した在留ミャンマー人に対する緊急避難措置として、特例として在留資格の速やかな更新と就労の許可を行ったのは、法務省として判断して決定したことであるとの見解を明らかにした。
6月4日に法務省で実施された定例記者会見の際に、記者から「在留ミャンマー人に対する緊急避難措置について伺います。約4万人近い在留ミャンマー人に対して、在留資格の速やかな更新や、難民申請者や非正規滞在者に対しても6か月以上の在留資格を付与して、就労を許可することは今までなかったような大きな決断だったと思います。この決断は法務省・入管庁が行ったのか、あるいは大臣や首相官邸などの政治決断があったのか、決断の経緯について教えてください」の旨の質問が行われた。
この質問に対して、大臣は「ミャンマーでクーデターが発生した後、出入国在留管理庁におきまして、在留ミャンマー人に対する対応について検討してまいりました。今回、クーデター後の深刻な状況や日本におけるミャンマー人の在留状況を踏まえ、法務省として、ミャンマーにおける情勢不安を理由に在留を希望する方につきましては、緊急避難措置として在留や就労を認めることとしたものでございます」との旨を述べた。
また、記者から「市民が日常的に過酷な弾圧を受けている国は、ミャンマーだけではありません。日本政府はごく限られた国しか難民認定しない。しかも強制送還できなくても、20年、30年以上に渡って在留資格が付与されず、仮放免の状態で非常に苦しい生活をする人、家族がたくさんいらっしゃいます。今回の在留ミャンマー人に対する大規模な措置を執ったということで,他の出身国の難民申請者に対する保護の在り方や,難民認定手続の実務における出身国情報の判断基準の在り方などを,これを機に見直す考えはあるのでしょうか」との旨の質問が行われた。
この質問に対して、大臣は「日本においては、申請者ごとにその申請内容を審査した上で、難民条約の定義に基づきまして、難民と認定すべき者を認定するということで、適切に対応しているところでございます。真に保護すべき方を確実に保護していきたいと思っております」との旨を述べた。
アセアン10カ国情報










防衛省はベトナム防空・空軍に航空気象の能力構築支援
富山県らの北陸3県は連携し中国人インフルエンサー招へい、誘客促進で
自民党政権はトンガでの水供給を支援、998万円の無償資金協力
インドネシアは日本と外務・防衛閣僚会合、4月には中国とも同様の会合
丸紅出資のフィリピン上下水道会社がIPO完了
鈴木知事の静岡県はインド人とネパール人の受入支援へ
大村知事の愛知県は介護事業所での外国人人材の受入支援、異文化理解等
高市政権はウズベキスタン医療整備支援に8.59億円の無償資金協力、整備不足と交通費値上げ等の理由
自衛隊は南シナ海でアメリカ軍・フィリピン軍らと日米比共同訓練
大阪府は戦後80年・ベトナム戦争終結50周年特別企画を開催
AITワールドワイド・ロジスティクス、インドネシアに初の施設を開設しグローバル展開を継続
みずほ銀行、ISO 20022準拠の加速と決済の効率化にBoomiを活用
Episode SixとFireblocksが提携し、伝統的金融とデジタル金融をつなぐ統合型決済ソリューションを提供
タイ伝統 音楽・舞踊の夕べ
…and Action! Asia#04 -映画・映像専攻学生交流プログラム-公開上映・プレゼンテーション
FUN!FUN!ASIAN CINEMA 第1弾シンガポール映画『881 歌え!パパイヤ』上映
映画で読み解くサンシャワー展!「ワーキングタイトル」国立新美術館で開催
東南アジアの短編ドキュメンタリー上映会Visual Documentary Project 2016
淡路梅薫堂 江井工場
インドネシア料理スラバヤ 調布店