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日本の外務省とマレーシア海軍は、日本政府からの招待を受けてマレーシアのアフマド・カマルザマン海軍司令官が日本に訪問し、海上自衛隊の司令官等との会合や小田原外務大臣政務官と昼食会を実施し、両国間の防衛協力などについて意見交換を実施した事を発表した。
アフマド・カマルザマン海軍司令官は、日本の海上自衛隊からの歓迎を受けるとともに、海上自衛隊の司令官や関係者との会合を実施した。これらの会合の際にカマルザマン海軍司令官からは、マレーシアと日本は防衛協力を進める事が両国にとっての利益に繋がるため今後も防衛協力を進めていきたいとの旨が述べられた。
小田原外務大臣政務官との昼食会では、日本政府側からは人道支援・災害救援等の海上安全能力構築を積極的に支援していきつつ、防衛装備品や技術協力などを加速させるためにも関連する技術移転協定が早期締結される事を期待する旨が述べられた。カマルザマン海軍司令官からは、両国間の防衛協力が更に加速する事を期待している旨が述べられた。また、南シナ海問題などの地域情勢に関しても意見交換を実施した。