日本とマレーシアは9月上旬に出張等往来再開へ、TPPとRCEPも確認

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茂木敏充外務大臣は、マレーシアに訪問して、ヒシャムディン外務大臣と日マレーシア外相会談、アズミン・アリ上級大臣兼国際貿易産業大臣と会談を実施した。

ヒシャムディン外務大臣との日マレーシア外相会談では、両外相は日マレーシア両国の自国民の帰国支援について協力を継続していき、両国間で駐在員などを念頭に置いた「レジデンストラック」(入国後14日間の自宅など待機あり)に合意し、9月上旬にも開始することで一致した。また、マレーシアにおける日本企業の一層の事業展開や高付加価値分野・デジタル分野における協力など、二国間協力の推進について確認し、来年12月に40周年を迎える東方政策については、記念プロジェクトの実施に向けて両国で協力していくことで一致した。

アズミン・アリ上級大臣兼国際貿易産業大臣との会談では、両大臣はTPPとRCEPの進捗状況、マレーシア・シンガポール間の高速鉄道計画、マレーシアにおける日本の大学分校の設置、防衛関連分野での協力について意見交換を行った。また、マレーシアが本年議長を務めるAPECの成功に向けて緊密に連携していくことを確認した。

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