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日本の外務省は、河野太郎外務大臣が7月10日から11日までの日程でマレーシアに訪問し、現地の政府高官との間における会談等を実施する予定である事を発表した。
マレーシアの首都クアラルンプールに訪問する予定である河野外相は、マハティール・ビン・モハマド新首相やサイフディン・アブドゥラ外相などとの意見交換を実施する予定である。マハティール新首相は、初めての外国訪問先として日本を選び、安倍総理大臣との間において6月12日に日・マレーシア首脳会談を実施しており、マレーシアの国内経済の立て直しのためにも日本に積極的な協力を求めていた。安倍総理はこの要請を受諾し、「東方政策(ルックイーストポリシー)」をヴァージョン・アップするための方策を今後議論していき、相互に裨益し合う協力関係を構築していきたいとの旨を述べていた。
そのため河野外相は、マレーシア政府高官との間において両国間の政治・経済協力に関する意見交換を実施するとともに、日本政府が抱えている北朝鮮の核問題や南シナ海問題等における連携を呼び掛けていくとみられている。